●コーチングを会社に導入しようと思った動機
うちはフードサービス業・食品加工業として、現在550名のスタッフがいます。
社員・スタッフが、ラーメン屋・うどん屋・寿司屋ではなく「お客様に喜んでいただく」ことの一流のプロフェショナルとして、自信と誇りを持ち、創造性とリーダーシップを発揮できる組織を目指しています。
以前からお店や会社を「人生道場」という人材育成の場として、ともに成長していきたいと思っていました。会社が鹿児島という地域で存在させていただいているお礼に、スタッフ一人ひとりが成長していける環境を作り、すばらしい人づくりを通して、地域や社会に貢献させてもらいたいという思いです。これは、さつま麺業の存在意義のひとつだと思っています。
そして、このことを進めていく中で、社員やスタッフの「リーダー力とコミュニケーション能力の向上」という壁にぶつかりました。その基礎になるもの、また磨き上げるためになにかいい手法がないだろうかとずいぶん探していました。コーチングの本も読み、コンサルタントのS先生からもコーチングのこともご紹介いただいた1年半ほど前、うちの総務部長が佐々木コーチの講座に参加しとてもよかったというのを聞きました。昨年、佐々木コーチが指宿で行われたコーチングワークに行き、実際自分もやってみてコーチングはいいんじゃないかと実感しました。
社内で継続的に勉強していけば誰でもできるようになるというあたりが、とても現場で使えると思い導入することにしました。
●これまでの取り組み
1年半前から社員・スタッフに自分の休みを利用して自分の費用で佐々木コーチのコーチング基礎講座を受講することを促してきました。
現在24名の社員・スタッフが基礎講座や中級講座を終了しています。受講後に明らかに変わってきたという人もでてきました。
そしてもっとコーチングを社内に定着させるために、昨年2005年12月から、佐々木コーチにお願いして私を含め部長11名にコーチング社内研修を半年間行っていただきました。
この半年の社内研修では、部長が社内コーチとして具体的なノウハウを身につけ、実際に使えるようになることを目的とし、同時に自分たちも3ヵ月後の明確な目標を立て、パフォーマンスをマネジメントしていくことを体感させてもらいました。
●やってみてどうだったのか?
期待していたよりだいぶ効果があり、すごいなぁと思っています。今までなかなか変われなかったメンバーも変わり動きだしています。行動促進する秘訣が少しつかめてきたようにも思います。さらに、コミュニケーションスキルが上がったためか、部長間の絆もより強くなり、良い協力関係が構築されました。
また、この2年近く、多くの社員がコーチングの研修を受けてきたことで、今ではコーチングのいろいろな用語が社内での共通言語化したという印象があります。より良いコミュニケーションでお互いが磨きあい、人間力アップにつながり、最終的には生産性の向上にも繋がっていくのだと思います。
●今後の抱負・決意について
現在、「夢道場」という名の講座を5名の社内コーチが行っています。店長やスタッフ一人ひとりの夢を明確にしたり、目標達成に向けてサポートしています。さらに、その夢の実現のために、お互いがコーチとクライアントになり個人セッションを行う100人コーチ計画をスタートしました。
今後、コーチングをより定着させていくための課題としては、まめにフォローしていくことがとても大切なことだと感じています。そして、いつでもどこでも誰でもコーチングを行えるような環境づくりや仕組みを作り、みんなが継続していけるようにしたいと思っています。
1年後には社内コーチを50名作り、パートさんやアルバイトスタッフに僕がコーチされる日が来ればとてもうれしいなぁと思っています。
また将来的には、全スタッフがコーチング力を身につけて、家庭や地域、学校そして新しい職場などでコーチングを活用していってくれればうれしいと夢は広がります。
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