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株式会社インハウス久永
代表取締役社長 久永祐司氏
 
インハウス久永は、安政5年、薩摩藩島津家御用達のふすま、障子、掛け軸などをつくる表具師として創業という歴史を持つ内装資材の卸売会社です。
現在は、「心豊かなくらしの提案」という理念のもと、建築資材、特に壁紙(クロス)、床材(カーペット)、カーテン、ブラインド、ふすま材などインテリア資材の卸売り販売業また、家具・照明・インテリア雑貨の小売販売をされています。今回2007年1月から半年間、幹部職を中心にコーチング研修を会社に取り入れられた代表取締役社長の久永祐司氏にお話を伺ってみました。
 
●コーチングを会社に導入しようと思った動機は?
わが社で大事にしていることが「共に成長する」ということです。
もちろん、お客様と当社ということはいうまでもありませんが、さらに社員同士もお互いに成長し合えるようなよりよい環境を作り出したいといつも考えています。
昨年、別の団体で佐々木コーチのコーチング研修を受けてみて、この手法をぜひ、わが社に取り入れ、コーチング文化を会社に構築したいと思いました。
一人ひとりが自発的に成長していく自立型人材育成の手法は、私の本来の考え方にとても近いものでした。2007年の1月から2月は一日研修でコーチングの基本的な技術を学び、また3月から6月までは、自分達の目標に向けて、またスキルの実践習得に向けて進めてもらいました。

●研修を取り入れ取り、やってみてどうだったか?
まず、一番の変化は、研修を受けたメンバーが、「部下の話を聞くようになってきた」ことです。このことは、定期的に行なっている、部下から上司へ対する上長情意評価にも確実に出てきています。これは研修に参加した全員のメンバーが高い評価を受ける結果となりました。
また、研修を受けた中には、より自分を変えたいと思っているメンバーや、コーチングを使って部下をより育ててみたいと強く思うメンバーも出てきたことは私にとってうれしいことだと感じています。
さらに、人は一人ひとり、それぞれ持っている信念、価値観が違いますし、タイプも違います。それを理解しあうために、相手はどんなタイプなのかを見極め、どう接していけば効果的なのかということを学べたことも、自分の今後の方向性に役立ちました。それぞれのタイプに応じた接した方、引き出し方、サポートの仕方が私自身も、より明確に具体的にできるようになりました。

●今後の抱負・決意について
ともかく、人を育てるということは、一朝一夕にできることではありませんので、中・長期的な視野を持ちながらも、現地点で何をすべきかをいつも明確にし、できる行動を粘り強く、継続、実践していくことが最終的に大きな結果につながるのだと思います。
まずは、この1年で社員の半分はコーチングコミュニケーションができる(ハートとスキルをもった)状態にしたいと思っています。
また、上司はその人のため(部下のために)に自分はリーダーとしているんだという意識を強く持ち動いていくような体制を意識して作っていきたいと思います。
そのための私の具体的なサポートは、一人でも二人でも成果を確実に出せるよう多角面からメンバーに成功体験を積ますことをやっていきたいと決意しています。
そして10年後は社員一人ひとりが自分の価値に基づいた目標を明確に持ち、それに向かって楽しく進み、毎日が充実している状態を作り出すことです。ご縁のあったみなさんがこの会社に出会えてよかった、入ってよかったと思えるような素晴らしい会社を必ず作ると決意しています。そのことがお客様によろこんでいただき地域貢献と力強くさらに繋がって行くと確信しています。
 
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