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2019年06月12日 [FAQ]

士業の1つである行政書士に何を依頼できますか?

これから個人事業の法人化を検討しているのですが、法律に関する知識がないため、手続きに関して不安を抱いており、プロに相談をしたいと考えていて、その際の選択肢として行政書士に興味を持っています。
行政書士というのは一体どのような存在であり、どんな仕事を依頼することができるのかを教えてほしいです。

回答

各種書類作成や手続きの代行を依頼できます


行政書士は法律の専門家であり、非常に幅広い分野を取り扱っているのですが、基本的には書類の作成や提出代行など本人の代理人として書類の取り扱いをすることができ、行政書士の取り扱える書類の数は膨大なものとなっているのです。
行政書士のできる仕事は基本的に弁護士にもできるのですが、弁護士のすべてが行政書士の仕事に精通しているわけではなく、行政書士の方が書類や手続きなどについて専門に特化しており、安心して任せることができます。
たとえば、行政書士は刑事手続を取り扱っており、これは警察に対して告訴状や告発状を提出したいときに書類の作成を依頼することができ、警察が動いてくれない場合には公安委員会に対して申出書を提出できるのですが、こちらの作成にも行政書士は対応します。
また、これからお店の営業を始めたいときには、各種営業許可申請を提出する必要があるのですが、そのための書類の作成や取り寄せ、申請代行を行政書士に頼むことができ、主なものとしては飲食店や建設業、理容室などがあります。
これから個人事業を法人したり法人を立ち上げたりしたいときには法人設立のための手続きが必要となるのですが、これにも行政書士はしっかりと対応してくれ、法人登記の手続きのために必要な書類を作成し面倒な手続きを代わりに行ってくれます。
自動車を取得したり売却したり、あるいは廃止したいときには特別な手続きが必要となるのですが、これらにも行政書士は対応することができ、必要な書類の作成や申請の代行を頼めます。
ほかにも、外国人の在留資格や日本国籍の手続き、内容証明の手続き、各種契約書作成など数多くの書類や手続きに携わることができるのが行政書士であり、損得の関わる重要な書類や手続きをしなければいけないときには、行政書士に頼んでおけば自分が損をすることを避けて、トラブルなく手続きを進められます。
行政書士はこのように幅広い仕事を行っており、事務所を構えてそこで相談にいつでも受けつけていることが多く、中には無料の相談にも対応してくれるところがあるため、手続きや書類に関して不安や悩みのある人は気軽に相談してみるとよいです。

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