業者選びに役に立つ法律・士業に関連した業者をご紹介します。

私は今年からフリーランスとして仕事を始めるようになり、来年は確定申告をしなければいけないと気づいて悩んでいます。
これまでは会社勤めしかしたことがなくて、確定申告をした経験がなくとても不安です。
確定申告というのはそもそもどういう制度なのかよく理解しておらず、申告は税理士に頼まなければいけないのか知らずに困っているところです。
確定申告は税理士に任せる必要があるのか、自分ですることができるのか教えてください。

確定申告は自分ですることができます

仕事を自分でするようになると確定申告のことで悩んでしまうケースが多いでしょう。
確定申告というのは会社員をしている人にとっては縁のないことであり、不安になってしまうのは仕方のないことです。
それでも、フリーランスの場合は自分で責任を持って確定申告をする必要があるため、避けては通れない道となります。
確定申告というのは、そもそも自分で申告をするのが原則となっているため、自分で手続きを進めることは可能です。
ただし、税理士のような専門家に手続きを依頼することで代行してもらうこともできます。
そのため、税金のことについてあまり詳しくない人は税理士に手続きを任せてしまうケースが多いです。
自分で申告したとして、そこにミスが含まれているとあなたの責任となってしまいます。
たとえば、申告漏れが起きることはよくあり、もし、本来の収入よりも少なく申告していたとしたら、あなたは脱税をしたことになるため、税金をすぐに払う必要があり、さらに延滞税まで発生してしまうのです。
自分の勘違いやミスだったとしても、正しく申告していなかったことには変わりないため、この場合は延滞税を支払う必要があります。
そのため、確定申告というのは基本的にミスが許されないことであり、しっかりと正確な申告をする必要があるのです。
もし自信がなかったり、初めての確定申告だったりする場合には税理士に相談したほうがよいでしょう。
そうすれば、どのようにして申告すればいいのか、手続きの細かな部分についてまでしっかりとサポートしてくれるからです。
専門的なことまで対応してくれるため、確定申告におけるミスをなくすことができます。
たとえば、初年度だけでも税理士に申告を手伝ってもらうことで、どのように申告すればいいのか、どのように帳簿に記帳すればいいのかといった点を理解できるようになり、翌年以降は一人でも確定申告ができるようになるでしょう。