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2019年06月08日 [FAQ]

債務整理は弁護士に依頼するべきでしょうか?

父から継いだ家業の経営状態が芳しくなくて、数年前から資金繰りに苦労していて、もういつ経営が破たんしてもおかしくない状態です。
父が亡くなった時には、メインバンクは何かあったら助けてあげるからと約束してくれましたが、それは私が家業を継がないで、相続を放棄されると困るからだということを後から顧問税理士から聞いて、そんなわけはないと思い苦しくなった時に追加融資をお願いしに行きましたが、結局希望額の半分しか融資してもらえませんでした。
約束したことをその時支店長にも伝えましたが、その時の支店長はもう銀行を退職していて、しょせんは口約束だったということを思い知らされました。
メンタル的にも限界を迎えつつあり、わずかですがまだ気力と体力が残っているうちに、自分で債務整理の手続きを開始しようと、自己破産も視野に入れてその方法を調べ出しましたが、なかなか素人がやるには面倒なことが多いみたいで、もう少し商売を続けてみるかどうかも含めて悩み中です。
それも含めて弁護士事務所に相談したいと思っていますが、やはり債務整理の手続きは弁護士に依頼した方がいいのでしょうか?


回答

弁護士に早めに相談することをおすすめします。


一概には言えませんが、弁護士に債務整理の手続きを依頼した方が、確かにいろいろなメリットがあります。
まず、弁護士に依頼すると、銀行や取引先からの返済の催促を確実に止めることができます。
もちろん自己破産の手続きを開始すれば、個人で手続きをしても催促を止めることはできますが、弁護士から介入通知を送ってもらうと、その前に貸金業者などは、債務者に対して一切の請求も訪問も電話をかけることもできなくなります。
これは返済の追い込みをかけられている人からすればかなり大きなメリットで、もちろん問題が解決するまで、支払いをする必要もなくなります。
今回のように、ご自身で債務整理の手続きを行うためには、複雑な作業がたくさん出てきますが、その作業を全て弁護士に代行してもらうことができます。
決算書など、弁護士から要求されたものを提出しなければいけませんが、かなりの負担を軽減できます。
弁護士に相談すれば、現状を詳しく分析してもらえて、自己破産以外にも商売を継続できる良い方法を提案してもらえる可能性もありますので、借金問題に強い信頼できる弁護事務所を見つけて、早めに相談することをおすすめします。

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