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2019年06月10日 [FAQ]

司法書士を選ぶ時のポイントはありますか?

高齢の父が持っている不動産の生前贈与を考えているとのことで、税金のことや登記のことで相談できる司法書士の先生を探しています。自分と同じ40代くらいで話がしやすく長いお付き合いをさせて頂けるような方にお願いできたらと考えています。インターネットで検索すると沢山の方がヒットしますが、選び基準が分からず悩みます。皆さん、どのように選ばれたのでしょう?初めて司法書士の先生を探す時のポイントがあれば教えて下さい。

回答

相談事項に強く、費用面が明確な事務所選びが基本です


司法書士は登記や供託に関する手続きを代行したり、裁判所や検察庁、法務局などに提出する書類の作成を代行する者です。弁護士とは違い、業務範囲に法律上の制約があり、限られた範囲の業務を行います。不動産に関すること、相続問題、遺言や家族信託など財産に関する管理のプロフェッショナルと言えます。
生前贈与には効果的な節税対策があり、相続財産の有益な活用法は経験豊富、実績の多い司法書士に相談が必要です。特に最近、相続税が上がりましたので贈与の有効活用が大切になります。
不動産以外の財産に関する相続についてもまだ遺言書の作成をされていなければ財産対策のため作成を薦められるでしょう。良い司法書士であれば依頼された内容だけでなく、後に遺族間で問題が発生しないよう相続対策を講じるものです。
それでは、どのように司法書士を選べばよいか、いくつかのポイントを挙げましょう。1つは不動産登記の名義変更をされる前提で、料金設定、その詳細が明確であるかです。よくあるトラブルとしては追加費用がかかり最終的には高くかかったというケースです。料金について質問した際に納得するまで説明してくれる事務所を選びましょう。また相続には先にも挙げた税金対策のことがポイントになりますので、財産税に詳しく強い事務所であることは勿論、弁護士などを含めた他仕業と提携している事務所がおススメです。
更に、誰でも簡単にチェックできるポイントがあります。その事務所のホームページが更新されているかです。作ったものがそのままでメンテナンスがされていない場合、きめ細かな対応が期待できるか疑問です。世の中の変化に応じ、こまめに更新されているか見てみましょう。司法書士が直接自分で更新している、ブログを書いている場合、そこから人柄や仕事に対する考え方も見えてきます。相性は大切ですから、基本的なポイントを押さえた上で、ご自身が相談しやすいを感じる人を選びましょう。

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